「頭が痛いけれど、仕事を休めない」
「子どものお世話があるので、横になっていられない」
「いつものことだからと、我慢している」
頭痛を抱えながら、毎日を過ごしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
山下脳神経外科医院では、頭痛の診療に力を入れています。今回のブログでは、私が頭痛について学び、診療に取り組むようになったきっかけをお話しします。
仕事や子育てを頑張る方を、頭痛診療で支えたい
頭痛は、痛みそのものだけでなく、仕事や家事、子育て、家族との時間にも影響します。
私が頭痛診療に力を入れたいと思ったのは、こうした日々の生活を支えたいと考えたからです。
頭痛で思うように動けない時間が少しでも減り、その人らしく過ごせる時間が増えてほしい。仕事や子育てに取り組む方を支えることが、地域の元気にもつながるのではないか。
「頭痛診療を通して、久留米を元気にしたい」という思いが、学びを深める原動力になっています。
妻の片頭痛を、身近で見てきた経験
私の妻も、片頭痛に悩んでいます。身近でその様子を見てきたことも、頭痛診療に関心を持ったきっかけの一つです。
外からは分かりにくくても、本人にとってはつらい。予定を楽しみにしていても、頭痛のために諦めなければならないこともある。身近にいるからこそ、そうした負担を感じてきました。
もちろん、患者さん一人ひとりで、痛みも生活への影響も異なります。診察では「どのくらい痛いか」だけでなく、「頭痛で何に困っているか」にも耳を傾けたいと考えています。
広がる治療の選択肢を、地域の診療へ
ここ数年で、片頭痛の治療には新しい選択肢が加わってきました。日本でも2021年から、片頭痛の発作を予防する新しいタイプの薬が使われるようになっています。
こうした変化を日々の診療に生かせるよう、私も頭痛専門医の取得を一つの目標として、学びを重ねてきました。
東京では、順天堂大学での診療に加え、頭痛診療で有名な慶應義塾大学病院の滝沢翼先生の頭痛外来への陪席や、品川ストリングスクリニック、神楽坂内科・脳神経内科クリニックなどでの頭痛診療経験を通して、頭痛診療のエキスパートの先生方の診療を学んできました。
そこで学んだ知識や診療経験を、現在の当院での頭痛診療に生かしています。これからも学びを続けながら、久留米の皆さんの力になりたいと考えています。
「いつもの頭痛」も、ご相談ください
「頭痛くらいで受診してもよいのだろうか」と、ためらう必要はありません。繰り返す頭痛や、仕事・家事・子育てに支障が出る頭痛も、相談していただきたい症状です。
頭痛の特徴や生活への影響を伺いながら、一人ひとりに合った対応を一緒に考えていきます。
頭痛に振り回されずに過ごせる日を、少しでも増やすために。これからも、地域の身近な相談先として頭痛診療に取り組んでまいります。
当院の診療や治療については、頭痛外来のページで詳しくご案内しています。
山下脳神経外科医院
脳神経内科専門医・頭痛専門医
上野 俊太郎
コメント